今は郷里で生活をしているかつてのご近所さんを訪ねて、
日帰りで秋田に行ってきた。
それはまだ世の中がコロナ禍で騒いでる頃、
ステイホームってことで暇を持て余した僕は、
音楽をしている後輩を真似て、
ギターを爪弾きはじめたのです。
そんな折、
ご近所さんの引っ越しのために断捨離と家財の整理を手伝っていました。
あるとき僕がギターをはじめたという話になって、
勢い「いつか弾き語りを聴かせますよ!」と約束。
それから2年、
今日はそれを果たしに行ったのです。
はじめは高速バスで行こうと思ったら、
楽器を乗せられないことが判明して、
新幹線で行くことに。
早朝に家を出て夜遅く帰る弾丸ツアーです。
秋田新幹線こまち号は、はやぶさ号と連結していて、
途中で切り離されます。
そういえば、新幹線の連結が外れたって事故があったな。よろしくお願いしますね、こまちさんはやぶささん。
乗車早々、
作ってきたツナサンドをパクついて旅気分。
久々の新幹線は、
景色が流れるのが早すぎて車窓の景色を写すのが難しい。
あちこちに見える太陽光パネルが敷き詰められた景色が何だか痛ましい感じがしたけれど、
変わらぬ東北の田園風景も楽しめた。
秋田駅に着いて、
出迎えに来てくれたご近所さんの娘さんご夫婦と、
一路由利本荘のお宅へ向かう。
途中の海岸線には沢山の風力発電施設が並んでいて、
聞けば秋田は日照時間が短くて、
太陽光より風力発電がずっと盛んなんだそうです。
14時過ぎにお宅に到着して16時過ぎには出なければならないという強行軍。
ご近所さんと久々に再会し、
世間話もそこそこに3曲ばかり弾き語る。
なんたって人前でやるのは初めてだし、
歌も演奏もつっかえつっかえで、
それでも最後まで歌い切りました。
その後で娘さんご夫婦が用意してくれた豪華なお弁当をみんなでいただく。
地元の料亭「一よし」のお弁当。
いやー、まさに味の玉手箱。
それはそれは美味しゅうございました。
時間はあっという間に過ぎて、
気がつけば帰る時間。
別れを惜しみつつ、
またの再会を約束して秋田へ戻り、
お土産に秋田名物のいぶりがっこなど買って、新幹線に飛び乗る。
こんな風に一日があっという間に過ぎたのは、
とても久しぶり。
明日から新しい曲を練習して、
またどこかで唄いたい。
秋田にもまた帰って来たい。
景色や名物、
温泉も楽しみに、
いつかまた!