ペルシャ菊なる草花の咲く、

吹く風の心地よい河原にて。

もう三十数年来ここに来て、

セリフを声に出してみたり、

一人でお稽古してみたり。

時には、

キジやハクビシンといった動物達をも驚かせ、

小学生や幼稚園児に不信がられる。

今日は以前ナレーションの先生に教わった、

「外郎売」を本意気でやっていたら、

真後ろのベンチに親子連れ。

「しまった」と思って振り向いたら、

子供はキョトン顔、

お母さんは聞こえなかったフリ。

きっと危ないオジサンだと思われてる。

きっと明日もまた来ます。

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